現代病と言われる心の病気は薬とカウンセリングで治療可能

心のつらさ

2人の男性

適切な薬で治療をしよう

人間ならば気分が落ち込んでしまい、憂鬱な日を過ごすということが誰にでもあります。しかし、いつもならば数日くらいで元の状態に回復をする気分の落ち込みが、長い間ずっと続いているようならば、もしかすると心の病気に掛かっているかもしれません。「心の持ちよう」という言葉が氾濫する世の中なので、心の病気も気分次第で治ると考えてしまっている方もいることでしょう。しかし、それは全くの間違いで、気分などではなく脳から出ている神経伝達物質のバランスが崩れたせいで心の病気が起こっているという可能性が多いにあります。そのため、心の病気という曖昧な言葉よりも、脳の病気といったほうが良いかもしれません。脳の病気となると適切な薬を利用すれば症状が軽くなるということはすぐに理解できるはずです。そして、病気なので適切な治療をおこなわないと症状を悪化させてしまうということも理解できるはずです。従って、心の病気だと感じたのならばお医者様に診察をしてもらいに医療機関に訪れるようにしましょう。診察の時につらい症状をきちんと話せば、そのつらさに対応した適切な薬を処方してもらえます。そうすれば、脳から出ている神経伝達物質のバランスが、薬によって整えられて本来の自分へと戻ることができるでしょう。心の病気は医療機関に通いにくいというイメージがありますが、それはずいぶん昔のことなので自分自身の心の健康のためと、心配して気遣ってくれている周りの方のためにもきちんと診察を受けに行くようにしましょう。

精神科と心療内科

心の病気を診察してもらおうと思ったときに、困ってしまうのが通うべき診療科の選択でしょう。一番良いのは、精神科と心療内科が併設されている医療機関に訪れることです。しかし、クリニックや病院の看板には精神科と心療内科のどちらかの片方が提示されている場合が多いです。このような片方の診療科しかない医療機関が周りに数件ある場合は、どちらに行くのが適切なのか分からなくなってしまう方もおられるはずです。これらには明確な違いがありますので、心がつらい状態にあるのならば適切なところに通うようにしましょう。簡単な判断方法としては精神科は心の問題だけで、心療内科は心の問題による体への症状があらわれたときに訪れる場所です。従って、気分が落ち込んだり不安な気持ちが収まらないなどの症状は精神科で、一定の条件の下でパニックやめまいを起こしてしまうなどの症状は心療内科となります。心の病気の治療はできる限り早くおこなうことが大切なので、適切な医療機関を選んで適切な対処をしてもらいましょう。ただし、適切ではない方に診察を受けに行ったとしても、お医者様はしっかりと受け止めてくれますので、悩んでいるのならば近所で評判の良い医療機関にまずは訪れてみましょう。どちらも心の病気の専門家なので、しっかりと状態を考えた上でその後のサポートをしてくれますので、とにかく自分自身のつらさを訴えるようにすることが大事といえます。なお、症状によってはそのまま治療を受けることもできますし、適切なところを紹介してもらう場合もあるでしょう。